〈これぞフォゲミ!〉と快哉を上げたくなる一枚だ。4年8か月ぶりに届いた6枚目のアルバムでは、バンドの原点とも言えるメロディック・パンクに回帰し、ライヴの風景が容易に浮かぶ疾走感やシンガロング・フレーズを効果的に導入。メンバー全員が作曲できることもあり、ロック/ポップスのさまざまな要素を散りばめた曲調も表情豊か。男女ツイン・ヴォーカルの特性を活かした“The Never Ending Story”のカヴァーも最高。