ダップトーンに移籍後も順調にキャリアを重ねているジェイムズ・ハンターの通算6作目。得意のルンバ/ラテン調のほっこりR&Bで幕開けし、デイヴ・ブルーベックの変拍子ジャズに着想を得たと思しきナンバーや、60sバカラック風の甘い旋律に塩辛い歌声をマリアージュさせる逸曲、ナット・キング・コールを気取るクルーナー・ソングまで、今回もジュークボックスから聴こえてきそうなヴィンテージ感あるオールディーズばかり。小粋です。