ズルムケのデトロイト魂を体現し続けるアレックス・スミスによる本名義では4年ぶりのアルバム。粗野でシンプルなサウンドは不変で、デトロイト・テクノ特有のシンセが特徴的なトラックから、エモーショナルなハウスまでを存分に披露している。センティメンタルなピアノのリフレインとロウなビートがフロアを掻き回す“Oops”など、アンセミックな楽曲も多数搭載しており、数寄者は素通り厳禁です。