ラストアイドルのニュー・シングル『愛を知る』のリリースを記念して、タワーレコードでは大森莉緒、間島和奏、阿部菜々実、長月翠、安田愛里を撮り下ろしたフリーマガジン〈TOWER PLUS+〉の臨時増刊号〈別冊TOWER PLUS+〉を発行いたします! ここでは中面に掲載されたインタヴューも掲載! 別冊TOWER PLUS+は、タワーレコード全店にて4月15日(水)より配布中!
※タワーレコードオンラインは除きます。※別冊TOWER PLUS+は無くなり次第終了となります。※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます。※2020年4月15日現在、一部店舗は臨時休業、営業時間短縮中です。詳しくはこちらでご確認ください。

ラストアイドル 愛を知る ユニバーサルミュージック(2020)

去年のシングル『大人サバイバー』『青春トレイン』では、全員でたくましいパフォーマンスをみせながら、グループのポテンシャルを高めてきたラストアイドル。その2作を経てのニュー・シングル『愛を知る』は、オーディションバトルによって18人の選抜メンバーを決めるというところからスタート。バトルを勝ち抜き、さらにフォーメーションの最前列を固めるフロントメンバーとなった5人に勢揃いしてもらいました。

「ここにきてオーディション……たしかに今だなって感じました。去年は全員でイイものが作れたけど、個人としてはまだ不安や課題があって。オーディションをやることで、自分の得意なもの不得意なものがひとりひとりハッキリ見えてくると思うから、積極的に参加したいと思いました」(長月翠)

「去年は、歌番組に出させていただいたり、グループの知名度も上がっていったと思うんですけど、いろいろな方から〈人数が多すぎて誰が誰かわからない(笑)〉、身内にも〈和奏ちゃんどこにいた?〉みたいなことを言われることがあって。そういうこともあって選抜制には賛成だったんですけど、バトルをするのはすごくイヤで。去年一年間でみんなの絆が強くなっていったのに、またライバルになるのか……って」(間島和奏)

「私はまたバトルしたい!と思っていたほうだったので、ちょっと〈やった!〉って思いました。今までフロントに立つ機会もなくて、ちょっと悔しい思いをしてきたところもあるので、今回は自分の実力を出せるチャンスをいただけて、うれしかったです。オーディションやってよかったなあって思います」(大森莉緒)

「私はメンタルが弱すぎるので、どうしたらいいんだろうっていう不安も大きかったんですけど、背伸びせずに自分らしさを見てもらえたら、あとは審査していただくみなさん次第ですし、その結果を受け止めなきゃって、意外と落ち着いてました。どのシーズンでも私は戦ってきてるというか、いろいろ勝手にやらかしてますけどね(笑)」(安田愛里)

「グループの空気は変わったと思います。去年一年はみんな仲間っていう感じで、部活みたいな感じがしてたんですけど、今回は初心に戻ったというか、個人個人の戦いでみんなそれぞれ頑張っている感じが懐かしいなって思いました。みんなで団結して頑張るっていうのもすごく大事だったし、いいなって思うけど、ライバル意識っていうのも大事。今回でまた一歩進めた感じがします!」(阿部菜々実)

『愛を知る』は、ラスアイ史上最速のビートで畳みかけるロック・テイストの曲。『青春トレイン』に続いてakane先生が担当した振付は、前作ほどの複雑さはないものの、とにかく終始休む間もなく、かつスピーディー。去年は制作中にたくさんの涙を見せたラストアイドルだが、今回は涙よりもさわやかな〈汗〉がほとばしる!

「ここまで明るい曲は初めてですね。ライブできっと盛り上がる曲だし、初めて聴いた時、本当にうれしくなりました。Aメロ~Bメロではネガティブなことを歌っているんですけど、サビで元気になって、最後まで聴くと自信が湧いてくる、笑顔になれる曲ですね」(大森)

「振り入れの時から、こんなにみんな笑顔になるものなんだっけってぐらい笑顔が絶えなくて、踊っていて気持ちが高まるし、楽しくなってきます。今までのラストアイドルの曲にくらべたら、50倍ぐらい笑っているような気がします(笑)」(間島)

「振り入れではみんな〈つら~い〉とか言いながらニコニコしてるんですよ。基本、ドMなんですね、みんな(笑)。結局、過酷なことがみんな好きで、できたあとの達成感が大きいから、むしろ自分たちから求めにいっちゃってるところもある」(長月)

「そう、終わってしまうとまたやりたいってなっちゃってて。akane先生に『もう一回!』って言われるたびに体力の限界を超えていくので、自分で自分をそこまで追い詰めることってなかなかできないじゃないですか。だからすごく楽しいんです」(阿部)

「『愛を知る』は歌詞の密度も高くて、滑舌のよろしくない私が普段どおりに歌っていると何も聞こえなくなっちゃうので、お風呂でめちゃくちゃ口を大きく開けて歌う練習をしました。あと、ライブになると息が上がってしまいがちなので、体力と集中力を高めていかなきゃって、日々努力してます!」(安田)

「私の頭のなかにあるラストアイドルのイメージは、シリアスな曲が似合う、色で言うと泥水みたいな暗い色なんですけど(笑)、『愛を知る』は暗いところに綺麗な光がパーッと挿し込んでくる感じの曲なので、こっちのラストアイドルもぜひ楽しんでいただけたらなって思います!」(長月)