ラストアイドル、11作目のシングル『Break a leg!』のリリースを記念して、タワーレコードでは阿部菜々実、小澤愛実、山本愛梨、大森莉緒、籾山ひめりを撮り下ろしたフリーマガジン〈別冊TOWER PLUS+〉を発行! ここでは中面に掲載されたインタヴューを掲載いたします! 別冊TOWER PLUS+は、タワーレコード全店にて12月8日(水)より配布中!
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ラストアイドル 『Break a leg!』 ユニバーサル(2021)

これまで数々の未知なる挑戦を行ってきたラストアイドル。今回は原点回帰ともいえる〈メンバー同士のバトル〉によるメンバー選抜。全496試合のバトルを経て、フロントに立つこととなった、阿部菜々実、小澤愛実、山本愛梨、大森莉緒、籾山ひめりの5人に、バトルの裏側、ニューシングル『Break a leg!』について語ってもらった。

11枚目のシングルに向けて始まった企画「17LIVE Presents 496試合を勝ち残れ。ラスアイサバイブ ~ワタシは、ワタシたちで勝つ。~」で、参加メンバー32名が全496試合の総当たりパフォーマンスバトルを繰り広げたラストアイドル。4年前、ラストアイドルとしてデビューするメンバーを決めるオーディション、その翌年の〈2期生〉を
決めるオーディション以来となった〈1対1〉のバトルは、さまざまなドラマも生みながら、グループをまたひとつ成長させたことだろう。今回顔を揃えてくれたのは、センターの阿部菜々実、小澤愛実、山本愛梨、大森莉緒、籾山ひめり――バトルを制した17名の選抜メンバーによる〈立ち位置バトル〉を経て、フロントに立つことになった上位5名だ!

山本「デビューを決めるバトルの時はお互いをあまりよく知らなかったんですけど、今は関係性もできあがっているからバトルするのが怖かったですし、カメラを独り占めできるぶん、その時間をどうやって使おうかとか、選曲も衣装も全部自己プロデュースだったので、脳がフル回転でした(笑)。でも、すごく楽しかったです」

籾山「はじめは17人の選抜にも入れるかなっていう消極的な気持ちだったんですけど、自分がこだわったところを〈よかった〉って言ってくださる方がいたりとか、ラストアイドルのファンだけじゃなく17LIVEを日頃から見ている方も投票してくださったと聞いて、もっとがんばらなきゃなって思いました。バトルをやったことで自分のいろんな引き出しを開けることができたかなって思います」

小澤「初期メンバーの時に暫定3番だったので、またフロントを目指せるようにがんばろうってずっと思ってたんですけど、いざ立ってみると緊張しますね。バトルの時は楽屋がギスギスしちゃうのかなとか不安もあったんですけど、(これまでの挑戦を経て)みんなスイッチの切り替えがすごくうまくなってて、励まし合ったり声かけしてるメンバーも多かったので、すごくよかったなあって思います」

メンバー個々の意識、グループとしての結束力もより高まった〈ラスアイサバイブ〉。そして届けられた11枚目のシングルが『Break a leg!』だ。タイトルは直訳すると〈足を折る〉という意味だが、災いのあとには幸せが来るということで、〈幸運を祈る〉〈頑張って!〉といった意味で使われている……ということで“Break a leg!”は、前向きで明るい応援ソングに!

阿部「バトルで決まったメンバーなので、最初はカッコイイ感じの、熱い、強い曲が来るんだろうなって勝手に想像していました。選抜メンバーはパフォーマンスを重視して選ばれた感があったので、〈パフォーマンスどう?〉みたいな曲が来るかなあって思ったらすごくさわやかな曲で。自分的には“愛を知る”より“何人(なんびと)も”のほうが表現しやすかったりするので、こんなにさわやかな曲でうまくできるかなあって思ったんですけど、曲を聴き込むごとにすごくイイ曲だなって思ったし、ラストアイドルのキーになる曲だなと思って。この曲でたくさんの人の背中を押せるように〈がんばろう!〉って思ってます」

大森「はじめて聴いた時、たしかに意外だったんですけど、聴いてくうちにめちゃくちゃイイ曲だなあって思いましたし、私たちが〈ラスアイサバイブ〉を乗り越えてきたからこそわかる歌詞というか、ホントに今の自分たちに合ってるなって思います。応援ソングなんですけど、ただ応援するのではなくて、〈ダラダラと歩いてもいい〉〈タイムじゃない〉とか、がんばりたい人の気持ちに寄り添っている部分も多くて。自分も元気になるし、聴いてくださる方もきっと元気になるような曲だと思っています」

カップリングメンバーによる“独り言の存在証明”、3つのトライブ(ユニット)=雲の上はいつも晴れ、&M.LLY、カトレアによるカップリング曲――「センターのほのちゃん(西村歩乃果)にピッタリだなって思うめちゃくちゃ明るい曲」(大森)というパーティー・チューン“当たりくじ”、「〈上品〉がキーワードだったので、これ、自分いけるかなって思いましたが(笑)」(小澤)というポップナンバー“順調な自転”、「こういうの好き!っていう曲がきてうれしかった」(阿部)というクールでダンサブルな“今夜はUp to you!”……と彩り豊かな楽曲が揃った『Break a leg!』。親や親友など、17人のメンバーそれぞれの〈感謝を伝えたい人〉が登場するMVを観るとさらにハッピーな気持ちに!

小澤「ファンの人の前とではぜんぜん違う表情が見られたりもするので、そこも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。ななみんも妹さんの前でおねえちゃんの顔になってて、妹さんに〈できる?〉って言うところ、観ながら思わず〈うん、うん、できるぅ〉って言っちゃいました(笑)」