クロ・ペルガグ(Klo Pelgag)『Notre-Dame-des-Sept-Douleurs(悲しみの聖母)』重層的なハーモニーが異形の歌を躍動させる

2020.06.18

新作を出さない限り日本にはほぼ情報が入ってこないが、母国カナダやフランス(彼女はフランス語圏ケベックの出身)ではデビュー時からばんばん色んな賞を獲ったりと破格の存在なクロ・ペルガグ。インスタ見る限り昨年妊娠されたようでお目出度た続きの4年ぶり3作目が本作だ。異形のシャンソンも今やクロ節。ザッパやクラシカルな要素でお腹いっぱいだった初期と比べかなりシェイプ・アップした分、各要素が格段に際立ち洗練されており一体感を増したリズム隊と今作で多用される重奏的なヴォーカル・ハーモニーがクロの独特な歌を躍動させ神秘的に盛りたてる。3作中最もポップながら聴く程に魅力増す最高傑作。

 

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