KLO PELGAG(Quebec, Canada/カナダ, ケベック)

今年もSUKIYAKIでしか味わえないエネルギッシュなラインナップ!

 今年もきました! 富山県南砺市にて毎年開催されるワールド・ミュージックの祭典にして、ワークショップ等を通じ異文化体験が出来る大イヴェント〈スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド〉が8/25~8/27に開催決定!

 なんといっても気になるのが初来日となるカナダはフランス語圏ケベックの才女クロ・ペルガグ。様々な音楽要素をクラシックの作曲法を用い生成した錬金術的フレンチ・ポップはここ日本でも口コミなどを通じ局地的な人気に。被り物や奇抜なペイント等突飛なことをさらりとやってのけ、観た者に“存在自体が音楽”とまで言わしめる彼女のライヴをフェスで観れるなんて!

ANDRÉ MEHMARI - JUAN QUINTERO(Brazil, Argentina/ブラジル, アルゼンチン)

 そしてこちらも注目度が高い。現代ブラジル最高峰ピアニスト、アンドレ・メマーリと昨年のスキヤキで初来日を果たしたアルゼンチンのジャズ~フォルクローレ・グループ、アカ・セカ・トリオのフアン・キンテーロによるデュオ共演。ふたりの化学変化によってかつてない南米音楽が誕生するかも!?

NOURA MINT SEYMALI(Mauritania/モーリタニア)

GAYE SU AKYOL(Turkey/トルコ)

 モーリタニアのグリオ系女性シンガー、ヌーラ・ミント・セイマリも気になる。砂漠のブルースにも通じるアフロ・アラビアンなサウンドは独特のサイケ感があり、コブシをきかせた歌唱の迫力は凄まじそう。ヌーラの弾く伝統弦楽器アールディンを生で見れるのも貴重。イスタンブールの妖艶な女性シンガーのガイ・ス・アクヨル率いるサイケ・バンドはトルコ歌謡をエレクトリック化したサウンド、ビジュアル共にミステリアスで夜に観たい。

 日本からも平安隆やハモニカクリームズ、伊達弦やIzponといったパーカッション名手も在籍する大所帯ラテン・サルサバンドBANDERASなど豪華な顔ぶれが集う。ブラジルのカーニバルでもお馴染み、太鼓を叩き練り歩く「マラカトゥ・ナサォン」をベースにしているという太鼓集団BAQUEBAも観てみたい。ワークショップも気になるが紙面に限界があるのでこのへんで。百聞は一見にしかずというし、やはり実際に体験してみるのがよいよな。

 富山開催の後はもちろん8/29、30と渋谷 WWW・WWW Xにて〈スキヤキ・トーキョー〉も行われる。食べて歩いて様々な催しやひとに出会える“フェス”も最高だが、それとはまた異なった魅力を味わえるのがトーキョー編。各々のステージ・パフォーマンスをギュッと凝縮し、音楽、ムード、観客の熱気や余韻までをひとつの空間で余すことなく体感出来る2日間。出来ることなら1週間スキヤキに浸かりたい。

 


LIVE INFORMATION

『SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2017』
○8/25(金) NIGHT STAGE 21:00開場/ 21:30開演 
クリス・コンベッテ、平安 隆 with coco←musika
○8/26(土) FLORAL STAGE 16:30開場/17:30開演 
ガイ・ス・アクヨル、ヌーラ・ミント・セイマリ、スキヤキ・スティール・オーケストラ
NIGHT STAGE 21:00開場/21:30開演 
バンデラス、ハモニカクリームズ
○8/27(日) HELIOS STAGE 14:30開場/ 15:00開演 
アンドレ・メマーリ/フアン・キンテーロ、クロ・ペルガグ
会場:南砺市福野文化創造センター「ヘリオス」、ほか
www.sukiyakifes.jp/

『SUKIYAKI TOKYO 2017』
○8/29(火)18:30開場/19:30開演 
ヌーラ・ミント・セイマリ、ガイ・ス・アクヨル 会場:渋谷WWW
○8/30(水)18:30開場/19:30開演
クロ・ベルガグ、アンドレ・メマーリ/フアン・キンテーロ 会場:WWW X
www.sukiyakitokyo.com/