フリッパーズ・ギター譲りのポップセンスと編集感覚をサイケデリックな音像に包んで今に鳴らす4人組の2作目は、またも素晴らしい仕上がり。山口風花がマチュアな雰囲気でラップを聴かせる“Wonder”や、福岡の週末CITY PLAY BOYZからBUGSを迎えた“Easy”でのさらなるヒップホップへの接近は□□□にも通じるものだ。艶っぽい音色によるカッティングで楽曲に彩りを与える熊谷太起のギター・プレイも魅力的。