〈自由な発想のもとに制作した〉という13枚目のアルバムは、INORANが一人で演奏とアレンジを手掛けた内容に。エレクトロニクスの要素を強化しながら、壮大なロック・サウンドに仕上げている点が特徴だ。アコギと女性コーラスを導入したダンサブルな“Missing Piece”、クールかつゴージャスなインスト曲“'75”、クラップを用いたアリーナ・ロック調の“Kingdom Come”と粒立ちも鮮やかな楽曲が並んでいる。