Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、9月7日~9月13日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1OTHER
星新一 『星寄席』 古今亭志ん朝と柳家小三治がショートショートの落語化に挑んだ78年のレア作が復刻CD化
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2JAPAN
石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
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3JAPAN
INORAN 『Beautiful Now』 “ピンクスパイダー”カヴァーやBTOB参加曲含む自然体の歌もの作品
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4OTHER
黒田恭一 「ぼくだけの音楽 1」 ドラクエ好きとしても有名な著者がこれまで聴いてきた音楽を溢れる愛で綴る珠玉のエッセイ集
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5OTHER
「攻殻機動隊 ARISE PYROPHORIC CULT」 〈ARISE〉と〈新劇場版〉繋ぐTV版新作エピソードがソフト化、コーネリアスの劇伴も◎
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6R&B / HIP HOP
PB・アンダーグラウンド 『Stand Up』 アシッド・ジャズからファンク~ソウル~AORまで衒いなく再生、ピート・レイ・ビギン率いるバンドの初作
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7POP / ROCK
ボーイ 『We Were Here』 注目女性デュオのファイスト好き必聴なアコースティック・ポップ盤
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8R&B / HIP HOP
リアン・ラ・ハヴァス 『Blood』 アル・シャックスら名匠が助力、ギター爪弾く可憐なSSWという佇まいも際立つ2作目
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9POP / ROCK
タイガーカブ 『Meet Tigercub』 メランコリックなポップセンス含めニルヴァーナの正統後継者と言いたくなる3人組の日本編集盤
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10POP / ROCK
ライズ・オブ・ザ・ノーススター 『Welcame』 日本文化へのリスペクト表明する仏バンドが激アグレッシヴなハードコア鳴らす初作
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11POP / ROCK
ル・シュペール・オマール 『Maple Key』 60年代ライブラリー音楽x現代風シンセでステレオラブのトキメキ甦る一枚
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12OTHER
「高宮なすのです!~てーきゅうスピンオフ~」 人気コメディー・アニメからトンデモお嬢様キャラのスピンオフ作品登場
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13POP / ROCK
マリ・カルクン&ルノラン 『Tii Ilo』 エストニアの女性SSWが初のバンド編成で立体的&色彩豊かに音響かす新作
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14JAPAN
井手健介と母船 『井手健介と母船』 石橋英子や柴田聡子ら迎えた白昼夢的フォーキー・ポップス満載の初作
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15WORLD
SKYMARK 『Waves From The Nucleus』 デトロイト・ハウス好きも魅了するメロウ・フュージョン
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16DANCE / ELECTRONICA
ポール 『Wald』 ハイライフからダンスホールまで咀嚼した雄弁なリズム・パターンで緻密&野性的に森羅描写した8年ぶり新作
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17POP / ROCK
ブリアナ・マレラ 『All Around Us』 北欧エレクトロニカ~ポスト・ロック風サウンドに澄み切った歌声と絶妙なポリリズムが◎な新作
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18POP / ROCK
マック・デマルコ 『Another One』 出世作〈Salad Days〉路線でさらに甘く切ないメロディー堪能できるオール新録EP
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19POP / ROCK
フラテリス 『Eyes Wide, Tongue Tied』 UK産らしいR&Rやカントリー調に挑戦した程良くアーシーな鳴りの新作
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20DANCE / ELECTRONICA
ヒュー・ヴァイブレーショナル 『The Epic Botanical Beats Suite』 ビル・ラズウェルら参加の10年ぶり新作
今週は、筒井康隆ら日本の〈SF御三家〉と呼ばれる作家の作品をLPとカセットで発表した78年のシリーズ〈サウンド・ノヴェル〉より、星新一の復刻CDが1位に。彼の代名詞でもあるショートショートを落語と掛け合わせ、読み物を〈音〉に仕上げた伝説の一枚です! 続いて、先月末の公開以来アクセスが伸び続けている注目のシンガー・ソングライター、石指拓朗がとうとう2位にランクイン。3位以下は、“ピンク・スパイダー”のカヴァーも収録したINORANの新作、故黒田恭一のエッセイ集、「攻殻機動隊 ARISE PYROPHORIC CULT」のパッケージと、ジャンルもフォーマットも異なるアイテムが並びました。
トップ10内は、ファイストと並べて聴きたい女性デュオ、ボーイの新作、ニルヴァーナの正当後継者と名高いタイガーカブの日本編集盤、ジャパニーズ・カルチャーへのリスペクトを表明するフランスのハードコア・バンド、ライズ・オブ・ザ・ノーススターのヤンキー・ジャケットも強烈な初作など、今週は海外のポップ/ロック勢が好調でした。