1981年生まれ、2000年単身渡米後、バークリー音楽院を卒業し、活動拠点を日本に置きながら、2011年以降、世界を飛び回る音楽活動を続けているサックス奏者徳田雄一郎。自身のグループRALYZZDIGとともに完成した9枚目のアルバムであり、注目なのはその内容。収録曲はなんと自身のオリジナル2曲、7分にわたり躍動する“初期衝動”と、全5章からなり、約55分間ワンテイク・ワンロール録音で聴かせる壮大な“全ての物に神は宿る - 黎明 魂の旅 星の輝き 神の声 二度生まれる”。自身の音楽に忠実に、それでいてアグレッシヴに表現する徳田雄一郎のブロウが光る会心作。