90年代初期に活発に活動していたニュージーランドの女性ギター・ポップ・バンドが何と29年ぶりに新作をリリース。キラキラしたギター・サウンドと瑞々しいコーラス、甘いメロディーはまさにネオアコ、アノラック、ジャングリーという言葉がすぐに思い浮かぶほど。この手のヴェテランの復活作は〈枯れ〉を武器にしていることが多いが、そうではなく〈青さ〉を売りにできている。素晴らしい作品だ。