クッキン・オン・スリー・バーナーズなどで活躍するメルボルンのシンガーが、キャプテン・ハモンドのグレッグ・ボラマン主宰の新レーベルに移籍して5作目を発表。ジャケが示す通り前作『Family Tree』のマナーをさらに推進し、バンブース人脈のグレアム・ポグソンらによる小気味良い意匠が80~84年ぐらいのディスコ~ブラコン~モダン・ポップ感を鮮やかに響かせる。コクのある歌唱と洗練された音作りがマッチした佳曲集だ。