久方ぶりの来日公演で我が国のAORリスナーたちと距離を縮めたばかりの名シンガー・ソングライターが日本先行でソロ作を発表。マクナリー・ウォーターズに通じるルーツ・ミュージック志向のアーシーな曲揃いだが、噛めば噛むほど味わい深くなるメロディーの魅力は変わらず。特にスモーキーな歌声が映えるバラード系はコク満点の仕上がりとなっている。プロデュースは良き理解者であるピーター・ゴールウェイが担当。