昭和歌謡の魅力にアプローチしてライブハウスからスナック、そしてクラブ・シーンまで幅広い人気を得ている歌い手と、東京を代表するヴェテラン・ラテン・バンドが、各方面で絶賛された『リバース』(19年)に続いてふたたび手を組んだタッグでの2作目。哀愁漂うホーン隊を軸に、センチメンタルなサルサへと再構築した荒井由実のカヴァー“あの日にかえりたい”、セクシーな歌声とコーラス、陽気なリズムがパーティーへと誘う“Dear My Friends”、杉真理 × 田口俊という往年の名コンビによる詞曲で感情豊かな彼女の色香が溢れ出す“Our Baby”など、お酒を片手に音浴したくなるトラックがズラリ。ちょっぴりときめいて笑って心を弾ませるサウンドは、まさにタイトルのLa Vida(生活、人生)に光を注ぐようだ。
なかの綾とCENTRAL『La Vida』ユーミンのカヴァーを交えた昭和歌謡 × ラテンの陽気な音が生活を再び照らす
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