約2年ぶりの新作には、泣けて笑える四星球流儀のエンタメ・サウンドが詰まっている。そこはブレないどころか、さらに研ぎ澄まされた印象だ。目玉は怒髪天ら関係者100名以上がコーラスで参加した“ライブハウス音頭”。和風の音色に日本人としてのDNAが騒ぐ一方、コント仕立ての“ポピュラーミュージック”などユーモアに長けた曲調では〈らしさ〉が爆発している。聴くだけで元気が漲ってくる一枚だ。