青木慶則が全面プロデュースを担った新潟生まれのシンガー・ソングライターによる初作。トイ・ピアノや木琴の響きも可愛らしい“ブロッコリー”やわらべの“めだかの兄妹”とイメージが重なる“白身魚のおいしさに気付いた”など穏やかな日常が浮かぶ生活感のある歌詞と、ふんわりした歌声、カラフルなメロディーが調和した楽曲揃いだが、一度聴いたら離れ難くなる不思議な中毒性も。甘く危険な香りもするハートフル・ポップス集。