インタビュー

小林よしひさ=「おかあさんといっしょ」のよしお兄さんが子どもの多様性を肯定したソロ・デビュー作を語る

小林よしひさ『よし!いっくぞー!! あそべ!アドベンチャー』

〈よしお兄さん〉と一緒に、親子でアドベンチャー!

 2019年3月までNHK「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんを歴代最長14年間務め、現在はバラエティー番組などで活躍中。待望のソロ・デビュー盤CDにも思わず身体を動かしたくなるような楽曲が満載だが、実はCDで歌を披露するのは今回が初めてだという。

 「普段からカラオケにも行かないような人間ですし、歌手になったという実感もありません。体操の時に発していたかけ声と同様、みんなを元気にしたい!」

小林よしひさ 『よし!いっくぞー!! あそべ!アドベンチャー』 すく♪いく(2021)

 アルバムのプロデュースは人気コーナー〈ブンバ・ボーン!〉などの作者、たにぞう(谷口國博)が担当。ジャケ写に描かれた動物たちと冒険の旅に向かうバスの運転手になりきって実況を繰り広げる“バスにのって~アドベンチャー・ワンマンバス編~”(よしお兄さんわくわくナレーション付き ※スペシャル・トラック)はまさにその真骨頂。オリジナルのかけあいソング“あれよし これよし ぜんぶよし!”は家庭で自由に参加して遊べるように〈かけあい抜き〉ヴァージョンも収録。親子で楽しめる仕掛けがいっぱいだ。

 「オリジナル曲でもお子さんにしっかり声を出してもらえるようにコールアンドレスポンス的なものを目指しました。加えて、番組で限られた収録時間におとなしい子から活発な子まで様々な性格の子どもたちに接した経験から、それぞれの個性や違いを肯定するメッセージが感じられる曲にしたかった。〈自分はこれが好き〉って自己主張してもらうのも大切なことですね」

 メッセージ・ソング“どんな夢を見ているの?”では、現在2歳の娘を育てる〈イクメン〉しての顔も覗かせる。収録された赤ちゃんの笑いは娘さん本人のもの。

 「小さな子とは良く関わってましたが、やはり〈育児〉となると全くの初心者。我が子を寝かしつけながら新米パパとして想うところをそのまま歌にしました。よく笑う子なので声を録るのも苦労はしなかったです(笑)……将来本人にも聴かせてあげたい。番組での最後の年の冬に娘が生まれて、そこでまた一気にお兄さんとして成長できたような気がします。収録に集まってくれたお子さんたち全員が、それぞれのお父さんやお母さんにとってかけがえのない存在だってことが痛いほどよくわかって、そんな大切な宝物を自分は預かっているのだと、身の引き締まる思いでした」

 「おかあさんといっしょ」を卒業して2年。幼児食インストラクター、食育アドバイザーの資格を持ち育児雑誌にもたびたび登場。ブログやYouTubeチャンネル「よしお兄さんとあそぼう!」他でも人気を集める。

 「コロナ禍で家に籠もる時間が長い今だからこそ、みんなが健康で過ごせるように私たち専門家が積極的に発信していく必要がありますね。ご期待下さい!」

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