結成メンバーは全員鬼籍に入り、全盛期リードのジェラルド・アルストンが王位を継承したマンハッタンズ。ステッピン調の“Get It Ready”やメロウなダンサー“She's Comin' Home”を先行曲とした約13年ぶりの新作は、83年のアルバム表題曲の再演、スタンリー・クラーク&ジョージ・デュークの90年作でジェラルドが歌ったバラードの再収録もあるが、熱を帯びたサム・クック唱法は何時も変わらないことを証明している。ライヴ音源も収録。