カナダの黒人女性アーティストによる初作。トロントのアンダーグラウンド界隈で注目されるケイシーMQがシンセ・ポップやプログレッシヴな意匠を提供しているが、そんな音作りや無愛想なアートワークとは裏腹に、ソフトで温かい歌声の包容力が際立つヴォーカル・アルバムだ。プリンスのカヴァー“I Would Die 4 U”や、80~90年代のジャネット・ジャクソンが歌うミディアムを連想させる楽曲群は本人のルーツが表れた部分だろう。
カナダの黒人女性アーティストによる初作。トロントのアンダーグラウンド界隈で注目されるケイシーMQがシンセ・ポップやプログレッシヴな意匠を提供しているが、そんな音作りや無愛想なアートワークとは裏腹に、ソフトで温かい歌声の包容力が際立つヴォーカル・アルバムだ。プリンスのカヴァー“I Would Die 4 U”や、80~90年代のジャネット・ジャクソンが歌うミディアムを連想させる楽曲群は本人のルーツが表れた部分だろう。