〈時間〉をテーマに全曲を制作した2年ぶりのセカンド・アルバム。日本語のみで語る歌詞はもちろん、半数以上を占めた自身制作のトラックにも見て取れる強固なこだわりは、呂布カルマを客演に迎えて砂を噛むような現実を歌う“砂の蓄積”も然り。そんななかで、DJ JAM(YENTOWN)制作のオケで富士にまつわる生と死を見つめる“富岳”やEccyのビートで自在なMeisoと渡り合う“廻る”で、そのラップが光を放つ。