2015年の結成以来、年間150本に及ぶライヴを行ってきた府中発の4人組バンド。このメジャー2作目に収められた初期のBUMP OF CHICKENに通じる抜群のメロディーメイクと、一見シンプルでいて豊かな起伏のあるバンド・サウンドは非常に聴き応えがあり、数多のステージで鍛え上げた実力は確かなものだ。温かみある声で歌われる音楽愛に溢れた詞も上々で、ショート・チューン“OITEIKU”には彼らの醍醐味が凝縮されている。