クラシック音楽と、お菓子の知られざる関係……。まさに知らなかったの連続! いつも近くにある洋菓子も、味覚は楽しんでいても、その歴史までは知らないことのほうが多いはず。ヴィヴァルディとトローネ、テレマンとバウムクーヘン、エルガーとヴィクトリア・サンドウィッチ・ケーキ、ラヴェルとガトー・バスクなど、お菓子の歴史とその時代の音楽を、想像を膨らませながら新たな視点で楽しむ一冊です。馴染みの薄い洋菓子も登場して興味津々。巻末には、取り上げられたお菓子のレシピも掲載されています。音楽もお菓子も味わい方が変わりそうです。