4作目『Black Butterfly』(2008年)のプロデュースを務めたマーティ・フレデリクセンを再起用した9枚目のアルバム。今作はいい意味で肩肘を張らず、軽快かつキャッチーな耳馴染みのいいロックンロールを鳴らしている。自然体だが気迫は十分、このバンドに対してリスナーが求めるサウンドで見事期待に応えた内容だ。エアロスミス風の“Junk”、そしてラスト2曲“The Way”~“Brricade”の大人びた色気が宿る歌メロも最高。