20年近いキャリアを誇る5人組による6枚目のアルバムは、トゥールやメルヴィンズなどを手掛けたジョー・バレシがプロデュースを担当。腰の座った直情パンクはワイルドな説得力に満ち、バックチェリーに通じる荒くれR&R風味も不良性プンプンの色気を漂わせている。ミッドテンポで迫るシンガロング必至の“Peace Pipe”、奇を衒ったメロディーとリズムで楽しませる“Mexican Summer”など聴きどころは満載だ。