〈原点〉を意味するタイトルを冠した2作目は、多彩な楽曲に挑んだ初作に比べて、より等身大のギター・ロックが増えた印象。デビュー時から縁深い希瀬(SETSUNA SPIRAL)提供のささくれ立ったロック・チューンもありつつ、フリー・ソウル感のあるギター・ポップ“Life Goes on” など、身近な雰囲気が新たな魅力になっている。その視線の先に希望が広がっているのは、自身の心に灯る光を信じて進む“hikari”にもあきらか。