2020年の2月に惜しくも亡くなった鍵盤奏者/作曲家、ライル・メイズの遺作。パット・メセニー・グループをはじめとした活動で輝きを放ち続けてきた彼の音楽が、13分の楽曲に結晶。幻想的で何か神々しい、湧き出るエネルギーを感じる音世界……時を忘れて聴き入ってしまいます。これはフィジカル・リリースも嬉しい一枚。敬愛するベーシストのエバーハルト・ウェーバーに捧げられた作品であり、ボブ・シェパード、ビル・フリゼール、アレックス・アクーニャといった総勢15名の参加メンバーが手腕を発揮。心地よい余韻とともに、未来の世代へと音楽のバトンを繋ぎます。
ライル・メイズ(Lyle Mays)『Eberhard』パット・メセニー・グループなどで輝き続けてきた鍵盤奏者の神々しい遺作
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ジャズ