ニイマリコがソロアルバム『The Parallax View』を2021年12月1日(水)にリリースする。
スリーピースフィメールロックバンド、HOMMヨのギタリスト/ボーカリストとして活動していたニイマリコ。2020年、HOMMヨの活動休止をきっかけにソロでの音楽活動を本格的に開始した。
彼女が今回、コロナ禍においてもBandcampにて精力的に作品を発表していた、DTMで制作した楽曲をベースにしたフルアルバム『The Parallax View』をリリースする。
『The Parallax View』は、プロデューサー/アレンジャーとして剤電を迎えてレコーディングされた。本作でニイは、ロックサウンド、バンドサウンド以外の要素や楽器を取り入れ、新たなアプローチに挑戦しているという。流行に流されない、確固たる意志に貫かれたダークでポップな音楽性、ロックへの深い愛情をHOMMヨから引き継ぎつつ、現在のニイマリコそのものが浮き彫りになっている一作だとか。
さらに、本作には、川本真琴からバンド時代からの盟友・冷牟田敬(ex-Paradise/昆虫キッズ/どついたるねん)やtomoya lno(NEHANN)ら新世代のミュージシャンまで、バラエティー豊かな音楽家たちがゲストボーカリストとして参加している。
『The Parallax View』のリリースにあわせて、ニイは自主レーベル〈Amp-mutation〉を設立した。また、アルバムのリリースと同時に収録曲“ワンダーウォール”のシングルバージョン“ワンダーウォール(new single ver.)”を配信リリースする。ぜひアルバムバージョンと聴き比べたいところだ。
11月23日(祝・火)には、〈いいニイサン(1123)の日〉と題して、東京・吉祥寺のNEPOでアルバムのリリースを記念したイベントを行う。当日はアルバムの全曲解説やトークショーに加えて、ニイの弾き語りやユニット・duMoのライブなど、盛り沢山の内容をお届けする予定だそうだ。
本格的なソロ活動をスタートさせて、初のソロアルバムをリリースするニイマリコ。今後も要注目だ。
RELEASE INFORMATION
発売日:2021年12月1日(水)
品番:TUR-049
価格:2,750円(税込)
TRACKLIST
1. 解体
2. アーリーサマー
3. 心臓ぬき
4. A.N.G.E.L feat.川本真琴
5. まるい窓
6. 呪詛
7. ワンダーウォール(album ver.)
8.大人はわかってくれない
9. Lilith
LIVE INFORMATION
いいニイサンの日 〜ニイマリコ1st“The Parallax View”発売直前ナイト〜
2021年11月23日(火・祝)東京・吉祥寺 NEPO
開場/開演:17:30/18:00
前売り・当日:2,000円(ドリンク代別)
配信:1,000円
限定25席
■出演
ライブ:ニイマリコ/duMo
トーク:ニイマリコ × 田口俊輔〈アルバム全曲解説〉/ニイマリコ × 丹野未雪(仕事文脈)〈男には簡単な仕事〉
https://nepo.co.jp/schedules/view/1249
PROFILE: ニイマリコ
広島県出身。2005年よりスリーピースフィメールロックバンド・HOMMヨのギター/ボーカルとして音楽活動を開始。EP、シングル、ライブ盤など含め8作品を発表、さまざまなジャンルのアーティストを招いての自主イベントなどをコンスタントに開催した。BARAMONや井出健介と母船などで活動するギタリスト・羽賀和貴との昭和歌謡ユニット・duMo、トラックメイカー/ラッパー/ライターのワニウエイブとのユニット・Ghostlegでは歌唱や作詞を担当するなど、ジャンルを特定しない音楽活動も並行しておこなっており、2020年にはHOMMヨの活動休止に伴いソロでの音楽活動を本格的に開始。また、ヤなことそっとミュートなどのアイドルグループへの歌詞の提供、「ユリイカ」「文藝別冊」などへの寄稿をきっかけに執筆の機会が増え、タバブックス「仕事文脈」では〈男には簡単な仕事〉を連載中。フェミニズム的な視点から執筆することも多く、社会や身の回りで起こっている問題、疑問から目を逸らさない姿勢をマイペースに貫く。さまざまなゲストとマンツーマンでトークするYouTube番組「ニイマリコの結討広場」の配信やBLトークイベントの定期的な開催を継続するなど、よりオルタナティブに活動範囲を広げている。