デビュー前に〈グラストンベリー〉出演を果たし、レディオヘッドのカヴァーでも知られた英グランサムのシンガー・ソングライター。BBCの〈Sound Of 2021〉選出を経て届いたセカンドEPは、引き続きロブ・ミルトンが関与した静謐でグルーミーな楽曲を揃え、マット・ヒーリー(1975)共作/共同プロデュースの“Please Don't Leave Just Yet”も収録。現代的なダーク・ポップの流れにありつつ、それ以上の可能性も感じられる逸材だ。