チェンバロやヴィオラ・ダ・ガンバの演奏を学んだのち歌手に転じたポリーヌ・ラングロワ・ド・スワルトが結成した女声3声のア・カペラ・ユニット〈レズィティネラント〉による神秘的な雰囲気たっぷりのクリスマス・アルバム。フランス、イングランド、アイルランド、スウェーデン、ルーマニアなどヨーロッパ各地の伝承歌とブラジルの伝承歌などを取り上げ、それぞれの言語で歌われ、各国の音楽性や特徴が感じられる楽曲ばかり。透明度のある歌声、3人の声が自在に重なりあう。ゲストで参加している打楽器が効果抜群。ノルウェー出身の作曲家オラ・イェイロの“オーロラ”はまさに神秘的で美しい。