レーベル移籍作となるミニ・アルバムは、フレデリックらしいオドループ感の楽しい話題曲“YONA YONA DANCE”を筆頭に新鮮な手合わせが並ぶ意欲作に。抑えめの穏やかな歌唱に合う70年代風味の音を鳴らすのはOvallやRin音、WONKらで、主役の御輿の乗り方も流石に上手い。アレサを隠し味にキャリアへの感慨を忍ばせたさかいゆう作の“黄昏にアンコール”も絶品。この布陣におまかせでフル・アルバムも作ってほしいです。