セオ・パリッシュ主宰レーベルから届いたシカゴ・ハウスの謎多きプロデューサーによるファースト・アルバム。80年代から活動しながら過去に数曲しか音源を残しておらず、いずれもロウでマッドなその出来映えから知る人ぞ知る存在でした。本作も収録曲のほとんどが88〜89年に制作されたという触れ込みの通り、粗削りで剥き出しの初期衝動が詰まりに詰まった、ドープ極まりないトラックが揃っていてたまりません。