ジャイルズ・ピーターソンにピックアップされたマンチェスターのライヴ・バンドが初アルバムを完成。最近のジャイルズ関連ではストラータの初作が現代ブリット・ファンクの快作だったが、こちらは同様のテイストもありつつ、より流麗なソウル寄りの作風が際立つ内容だ。キレのあるファンクや彼ら流のネオ・ソウルなどを、スティーヴィー・ワンダーの影響を感じるケマニ・アンダーソンの伸びやかなヴォーカルで披露していく爽快な一枚。