スローターハウスとしての活動でも知られたNYはブルックリンの実力派MCによる約2年ぶりのソロ作。前作に続いてヒートメイカーズやアポロ・ブラウンらがプロデュースを招いてハードなラップを聴かせ、特にかつての同胞キング・クルキッドやシーク・ルーチとのガチンコなコラボは圧巻。一転、トニー・トニー・トニーの名曲を引用して女性シンガーを迎えたメロウな“Lifeline”ではスムースなラップも披露している。
ジョエル・オーティス(Joell Ortiz)『Autograph』特にかつての同胞キング・クルキッドやシーク・ルーチとのガチンコなコラボは圧巻
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