ジョン・バティステやリオン・ブリッジズらを手掛けつつ超ドープな2作目を作り上げてしまったキング・ガービッジに最大級の賛辞を。ブラック・キーズとクルアンビンが出会ったかのようなサウンドが特徴的な“Piper”含め、ソウル~ヒップホップが根底にはあるものの、アート・リンゼイやマッシヴ・アタックの影すら感じさせる音の多彩さと完成度の高さには圧巻の一言。2022年の音楽を振り返るとき、間違いなく名盤と言われる傑作です。