圧倒的な熱量でラウドかつ攻撃的な音をかき鳴らし、ジャズともロックともアフロビートとも違うカテゴライズ不可の異色の音色を奏でるバンド、メルト・ユアセルフ・ダウンのデッカ移籍後2作目にして通算4枚目のフル・アルバム。冒頭から蒸し暑さすら感じさせる情熱的なビートと強烈なベースラインはまさにシグネチャー・サウンドと言っていいだろう。個人的には炎天下の野外で聴きたいバンドNo.1である。