名門エピタフと契約した彼らの4作目が凄い。ハードコアを主体にカオティックなミクスチャーで畳み掛け、ポリティカルな歌詞を掲げたシャウト・ヴォーカルもずっとブチ切れ状態である。3分前後と曲調の尺は長くなったが、スラッシーな切れ味とノイジーな破壊力は俄然増している。また、ホーンを導入した曲調もあり、キャッチーなフレーズも随所で顔を出す。とにかく、新種の激越音に脱帽の一枚だ。