マイク・パットンとデイヴ・ロンバード擁する4人組が5年半ぶりのセカンド・アルバムを完成。その中身はコーンなどを手掛けたロス・ロビンソンを共同プロデュースに迎え、奇天烈な音像に拍車を掛けた仕上がり。前作は勢い重視のハードコアだったが、今作は3、4分前後の楽曲が増え、一筋縄ではいかないリズムや展開でクセの強さは大幅アップ。鬼才パットンの歌唱力を含め、型にハマらない〈らしさ〉全開だ。