欧米で活躍する国内アーティストを生み出したmaximum10レーベル。maximum10が推すアーティスト5組の楽曲を3曲ずつ収録した無料サンプラーがタワーレコードの店舗だけで枚数限定リリース! これを記念して、タワーレコードではフリーマガジン「TOWER PLUS+ maximum10 FREE SAMPLER 特別号」をタワレコ全店にて2023年3月8日(水)より配布いたします! ここでは、「TOWER PLUS+」に掲載された、『maximum10 FREE SAMPLER』に収録された各アーティストより届いた直筆のメッセージを掲載いたします。

※タワーレコードオンライン、カフェ、一部休業店舗は除きます
※「TOWER PLUS+」は無くなり次第終了となります
※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます
※現在、一部店舗が営業時間短縮中でございます。詳細はこちらをご確認ください https://tower.jp/store/

 


maximum10とは?:

洋楽専門レーベルとして〈THE PRODIGY〉や〈MUSE〉を日本国内で輩出。2000年代には、逆輸入バンドとして、その後のラウド・バンドの在り方を示した〈FACT〉をはじめ、同じく欧米のティーンから火が付き、全米ビルボード〈World Albums〉でTOP 10入りを果たした〈FEMM〉など、欧米で活躍する国内アーティストを生み出した。ロックもダンス・ミュージックも、そして、国境も、あらゆる境界線を溶かしながらボーダレスに活動するレーベル。

 


maximum10より:

音楽って、誰かの〈薬〉が他の誰かにとっては〈毒〉になって、その誰かの〈毒〉が また別の誰かの〈薬〉になるような存在。必然、まだ誰も知らないような新人が生み 出す〈音〉も、誰にでも効く万能薬ではないけど、逆に言えば、その〈薬〉でないと 効かない人が必ずいる。だから、僕らがいつも大切にしてることは、それが効く人の 数(=売れる枚数)よりも、どんなアーティストにもその人にしか紡げない旋律や問 えない言葉や出せない声があって、その音でしか癒せない〈傷〉を持つ人が必ず独り はいるってことの方。

だから、僕らは、今はまだ誰も知らないアーティストと契約する。

 

今、売れてる音を追いかけないことで、時には、時代が生まれる瞬間に立ち会うこともできた。その度に、音楽には、時代をつくる力があるのではなく、個々の人を変える力があるんだってことを痛感してきた。それが、結果、線や面になって時代なんて呼ばれるだけで、そのきっかけは、ある人がある音楽を好きになっただけだ。

だからこそ、僕らは、いつだってTOWER RECORDSにいたし、今もいる。そこには出会いがあるから。音楽に無関心な人は、TOWER RECORDSにはいない。たとえ僕らの音楽は好きじゃなくても、音楽を好きな人が沢山いる。

僕らは、この音に出会ってもらいたい。ただ、それだけ。好きになって欲しいんじゃない。まずは、聴いて欲しい。その上で、嫌いなら嫌いでもちろんいい。無関心や無関係よりずっと嬉しい。無知と未知では、ワクワクが違う。好きなら好きで、もっといいし、嬉しい。音楽に世界は救えない。 でも、あなたの数秒を変えることはできるかも知れない。

 


maximum10 FREE SAMPLER 収録アーティスト:

enzanialak

プロフィールは一切非公開。今回収録されている楽曲のプロデュースには、maeshima soshi、tepe(veil)、DAIDA(I Paledusk)が参加。それぞれ、モータウン(60’s)、ニューウェイヴ(80’s)、デジタルロック(00’s)をリバイバルしたサウンドとなっている。

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enzanialakコメント

 

mzsrz

声に焦点を当てたオーディション「ヨルヤン」から生まれた5人組のボーカル・コレクティヴ。歌唱力という物差しでは計り切れない〈深く、青く、儚いが群れず、鋭い、逸した表現〉で現在、東京のライヴ・シーンから引く手数多となっている。

セカイの何もかもが変わってしまった2020年末、1年で最も長い冬至の夜が明ける瞬間に先行公開されたデビュー曲“夜明け”の歌詞(作詞/作曲:DECO*27)は、すぐさま人気歌詞サイトでリアルタイム・ランキング1位に輝き、以降、6作連続同1位を獲得し続けた。

一貫して、敗れること、逃げること、弱いこと、違うことを、全面的に許そうとする少し歪んだmzsrzなりの応援歌は、時に冒涜的にも感じるが、悩み立ち止まっている人の背中を無邪気に後ろから押すような横暴さや無闇さはない。

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mzsrzコメント