〈マッカートニー〉じゃなく〈マッカーシー〉。こんな名前の男が5人目のビートルズだったら?という天才ポップ職人の妄想から始まった本作。中期ビートリッシュ・サウンドがモチーフの楽曲群からは天才ポールを思わせるマジカルなメロディーが零れまくり。でもってパニック・アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーのビートもガンガン轟くファンタジックなパワー・ポップ盤だ。