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4位
AYUKA

――自己紹介をお願いします。

AYUKA「東京都を中心に活動をしているAYUKAと申します。ロックフェス出演と植田真梨恵さんとの共演を目標に活動しております。活動開始は2020年4月29日にファーストシングル(“コーディネート”)を出した時で、それから現在まで3年活動しています」

――植田真梨恵さんが一番リスペクトしているアーティストなんですか?

AYUKA「そうですね。元々は普通に会社員をしていて、昔から歌手を目指していたわけではなかったんですけど、色んなアーティストのライブに行くのが趣味で、その中の一人が植田真梨恵さんだったんです。

植田真梨恵さんの色んなグッズを買っていて、ご本人がギターの弾き語りを解説する本があったんですね。当時、私はギターは持っていなかったんですけど、それを読んでいたら弾きたくなって。まずはギターがないと何もできないと思ったので、後追いでギターを買ったんです。

一人で家でギターを練習しても面白くないなと思っていたのですが、2018年当時はライブ配信アプリが流行りはじめた頃だったので、そこでギターの練習をする配信を始めました。何も弾けないところからみんなに見てもらって、練習をする配信を続けていたら、オリジナル曲をリリースできたり、ライブをやれたりする状況に辿り着けました。

そのきっかけが植田真梨恵さんだったので、せっかく音楽活動をするなら植田真梨恵さんと共演するところまでみんなに見てもらえたら素敵だなと思います」

――会社員として働いていらっしゃった時のお仕事は、音楽系ではなかったんですか?

AYUKA「まったく違います。普通に理系のエンジニアでした(笑)」

――すごい転身ですね(笑)。

AYUKA「はい(笑)。急に音楽をやりはじめたから、周りも〈えっ、どうしたの?〉という感じで、びっくりしていたと思います」

――2018年からライブ配信をしていたというのは、けっこう早いですね。コロナ禍をきっかけに始めた方は多いのですが。

AYUKA「2019年は、ちょっと休憩していました。ギターって、家で弾けないじゃないですか。どこでも弾けるわけじゃなかったので、環境が整った時だけ配信していたんです。

2018年の1年間だけは、中国に住んでいたんですよ。その時は周りに日本人があまりいないから、一人でいる時間が長くて、家族や知り合いに毎日電話をかけるわけにもいかないので、時間つぶしを見つけなきゃと思って。きっかけは暇つぶしだったんです。

2020年、音楽活動を始めるタイミングで、ちょうどBIGO LIVEに来たんです」

――BIGO LIVEはグローバルなアプリなので、海外のユーザーも多いですよね。AYUKAさんの配信を見てらっしゃる方は、海外の方もいらっしゃいますか?

AYUKA「私の配信ルームは、海外の方々もたくさん見てくださっています。今、日本の音楽は、SpotifyやYouTubeなどで海外の方も聴けるじゃないですか。なので、カタコトでも英語で思いを伝えると、音楽を聴いてくださるんです。

私はシングルやアルバムをこれまでにリリースしているんですけど、インドネシアや台湾、アメリカなどでランキング入りしているんです。日本ではまだまだ無名なのですが、新作をリリースする時に海外の方に〈聴いてくれ~!〉と伝えるとiTunes Storeでダウンロードしてくれて、シングルがインドネシアで日本の曲のダウンロードランキング2位になったり。それは、BIGO LIVEのおかげだと思うんです」

――携帯を持っていてネット環境さえ整っていれば、日本国内にいながらにして世界に発信できるというのは夢がありますよね。

AYUKA「最近は、逆輸入じゃないですけど、海外で流行って日本でも有名になるというパターンがあるじゃないですか。自分の知名度を上げるきっかけは、必ずしも日本での活動だけじゃないのかなと思って。BIGO LIVEにはその可能性があると思ってやっています」

――今後、海外でもライブをしたいですか?

AYUKA「そう思っています。私はライブ配信アプリで毎日配信をやってもいますが、それとは別に少しでも露出を増やしたいと思って、一般のコンテストにたくさん参加しているんです。

今エントリーしていて予選が5月から始まるものは、グランプリを獲ったらタイで歌える大会なんです。頑張ってグランプリを獲って、タイの〈バンコク日本博〉へ歌いに行けたらいいなと思っています。少しでもチャンスや可能性があるなら、色々とやってみたいんです」

※取材後、AYUKAは〈バンコク日本博2023 出演争奪選手権〉でグランプリを獲得。出演が決定し、9月3日にステージに立った

――今は音楽一本で活動されているんですか?

AYUKA「そうです。2020年は会社員をしながら、レコーディングの時だけ東京に出てきたりしていたのですが、1年後の2021年4月に仕事を辞めて。今だけしか音楽ができないから、せっかくならと音楽に打ち込んで、東京に出てきました。

今、私がいるのは自分の部屋の防音室なんですけど、音楽ができる環境を整えようと思って、ファンの方の応援を資金にさせていただいて、自宅に防音室を作ったんです。今は他の仕事をせずに、音楽とライブ配信だけで活動しています」

――曲もご自身で書いているんですか?

AYUKA「いえ、私は音楽を勉強したわけではなかったので、曲は書けないのですが、いま所属しているインディーズの音楽事務所の先輩のロックバンドのギターボーカルさんが主に私の楽曲を作ってくださっています。作詞は、自分で何曲か書いたり、その方と一緒にやったり。〈こういう曲が歌いたい〉という思いや自分の性格などをたくさん伝えているので、〈歌わされている〉という感覚はなくて、自分のやりたい音楽がイメージ通りに表現された曲を作っていただけています」

――最後に、いつも応援してくださっているリスナーへのメッセージを一言いただけますか?

AYUKA「自分はけっこうネガティブで、メンタルが強い方ではないので、みなさんに迷惑をかけちゃう時とか、音楽活動をしていく中で初めてのことや試練のようなことがたくさんあります。かっこいいところだけじゃなくて、弱っているところもみんなに見せてしまいがちなのですが、そういうことを含めて受け止めて応援してくださっていて、本当に救われています。なので、みんなのおかげで活動ができているので、本当にありがとうございます。応援してきてよかったなって少しでも思ってもらえるように今後も頑張っていくので、よろしくお願いします!」

BIGO LIVE:https://www.bigo.tv/ja/user/384580656
TikTok:https://www.tiktok.com/@ayuka_lala