日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、韓国、東南アジアなど150の国と地域でサービスを展開、4億人を超えるユーザーを抱える人気ライブ配信アプリ〈BIGO LIVE〉。ライバー(配信者)もリスナーもグローバルで、多様な人々と文化が交差する注目のアプリだ。

そんなBIGO LIVEにて、音楽プロデューサーのmichitomoによる楽曲提供を懸けたオーディションが2022年9月に開催された。そこで今回はオーディションで2~5位に入賞した4人と、2・3位に楽曲提供をした、きなみうみ、T4K(タク)のインタビューを掲載。2位のPING“約束”(作曲:きなみうみ)、3位のSayuri“Witch Your Choice”(作曲:T4K)がリリースされたのを機に、BIGO LIVEでの配信などについてそれぞれ語ってもらった。

なお、優勝者みるく × michitomoの対談も後日掲載予定なので、お楽しみに。


 

レコーディングスタジオでのPING

2位
PING

――音楽的なルーツや歌いはじめたきっかけを教えてください。

PING「幼い頃から人前で歌うのが大好きな女の子だったそうで、おもちゃのマイクを持ち、美空ひばりさんの“川の流れのように”を、こぶしをきかせながら家族の前でよく歌っていたそうです。

高校3年生の時に〈歌手になりたい〉と思ってボーカルオーディションを受けましたが、最終面接と大学受験のどちらを選ぶかで大学に進学することを選択してから、音楽とは少し縁遠くなりました。

しかし、配信業を始めてから、配信で歌を披露することが増え、またBIGO LIVEは世界の人が利用している配信アプリなので、世界の人たちにも楽しんでもらえるように英語や韓国語、中国語、インドネシア語など世界の曲を覚えて披露しています」

――BIGO LIVEでの配信や楽曲提供イベントを通じての感想を教えてください。

PING「BIGO LIVEで配信をしていて、ファンの方から〈自分のオリジナルソングがないのか?〉と聞かれることがよくありました。音楽配信をしているライバーさんたちは実際に歌手やアイドルとして活動してる方も多かったので、みなさんオリジナル曲を持っているのがとても羨ましかったです。

そんな時に、BIGO LIVEで作曲家michitomoさんプロデュースの楽曲提供イベントがあると聞き、〈絶対に勝って、オリジナル曲が欲しい〉と思いました。結果、イベント中は本当にたくさんのファンのみなさんに応援していただき、入賞することができました。自分のオリジナル曲を作っていただけるなんて夢みたいでした。本当に嬉しかったです」

――きなみうみさんの提供曲“約束”は爽やかでアッパーかつポップなロックナンバーだと思いました。曲調や歌詞のご感想、この曲を歌うにあたってどう取り組んだか、またレコーディングのエピソードを教えてください。

PING 『約束』 GOLDTAIL MUSIC ENTERTAINMENT(2023)

PING「提供曲“約束”を初めて聴かせていただいた時に、私の理想通りの曲調や歌詞だったので、とてもびっくりしました。その後も、練習していても違和感などはまったくなく、自然にすっと自分の中に曲が入ってきて歌うことができました。

初めてのレコーディングは、本当に緊張しました! michitomoさんをはじめ、みなさんとても優しく、楽しく最後までレコーディングをすることができました。レコーディングは特に問題もなく、スムーズにすごく早く終わったと褒められて嬉しかったです!

何かの節目、また新しい門出には必ず別れが付き物です。そんな寂しい気持ちを振り切って、新しいステージへ、前に進んでいこうとする強い意志や姿が思い浮かべられる曲だと思いました。

私も配信を続けてきて、たくさんの困難や人との別れを経験しました。でもそんな時に、また新しい出会いや場所を求めて、力強く前に進もうと何度もしてきたと思います。まだ見ぬ自分が知らない素晴らしい人たちや素晴らしい景色を見るために……。

この曲は新たな目標に向かって進む人達への応援歌になっているなと思いました。素晴らしい曲を本当に、ありがとうございます」

“約束”

BIGO LIVE:https://www.bigo.tv/ja/378723017
lit.link:https://lit.link/pinpinping

 

(左から)きなみうみ、PING

“約束”作曲
きなみうみ

――PINGさんの歌声やシンガーとしての魅力、可能性をどんなところに感じますか?

きなみうみ「PINGさんのパワフルなのに繊細な声と高い歌唱力、明るさも切なさも兼ね備えているところ」

――“約束”はどのような思いで作詞・作曲された曲なのでしょうか?

きなみうみ「夢追い人の背中を押せたらという思いで制作しました」

Twitter:https://twitter.com/umi_official_jp