ポップの本質を探求し続けるブルックリンのシンガー・ソングライター、マックス・クラークのプロジェクト。この3作目は60年代のアメリカン・ポップスにも通じるレトロでノスタルジックな内容で、とにかく彼の作り出したシンプルでフックの効いたメロディーが十二分に楽しめる。ここに参加しているレモン・ツイッグスの最新作『Everything Harmony』にも通じる快作だ。