古巣グリゼルダを離れ、自身のドラムワークからとなった1年強ぶりの新作。基本軸に変わりはなく、ダリンジャー主体のトラック群はドープなものが揃っていて、淡々と紡いでいくような主役のラップを堪能できる。盟友ウエストサイド・ガンやベニー・ザ・ブッチャーも当然参加したほか、“Super Bowl”におけるジューシーJ、ソース・ウォーカとの異質なコラボも良し。