UKダブの立役者、エイドリアン・シャーウッド主宰のOn-Uを代表するバンドが、先日のアフリカン・ヘッドチャージ『A Trip To Bolgatanga』に続き、実に40年以上の眠りから覚めてニュー・アルバムを発表。メイ前英国首相の移民政策に反旗を翻す意図を込めたタイトルのもと、これまで同様シャーウッドのプロデュースで、ルーツを基調としたダブ・サウンドを展開する。饒舌なメロディカが引っ張る“Stonebridge Warrior”や、亡きバンド・リーダーのプリンス・ファー・ライのものと思しき塩辛い語りにダディ・フレディも加わった“This Thinking Feeling”など、その世界はまさに揺るぎなし。