インタビュー

REVSONICS 『REVSONICS』

【全曲試聴あり】和風ダシが効いたメロディーとブリティッシュなロック・サウンドのマリアージュ! 気鋭のバンドの旨味が凝縮された初フル・アルバム到着

REVSONICS 『REVSONICS』

オアシスレディオヘッドの曲をコピーしていた学生バンドを出発点に、自分たちが目指す音をシンプルかつストレートに表現するオリジナル・ナンバーの制作を開始。さまざまなコンテストや〈SUMMER SONIC〉などのライヴ・イヴェントに参加しながら、着実に支持を広げてきた4人組、REVSONICS。彼らが、バンド名を冠したファースト・フル・アルバム『REVSONICS』を完成させた。

REVSONICS REVSONICS real future(2014)

 

赤塚隆之(ヴォーカル/ギター)、小俣晋哉(ギター/コーラス)、紫牟田祐希(ベース/コーラス)、吉川裕大(ドラムス/コーラス:今回のインタヴューには不参加)の4人からなるREVSONICSは、2013年までJI'sというバンド名で活動。しかし〈どんな音を鳴らしているバンドなのか〉が名前から伝わりにくいため、改名に至ったという。

 

左から、赤塚、紫牟田、小俣

 

「REVSONICSの〈REV〉は、リヴァーヴの〈リヴ〉なんです。自分たちのサウンドにリヴァーヴは必須なので、それを表す言葉を使いたくて。それと、もともとタイトルに〈ソニック〉の付く曲があって気に入っていたので、そのふたつを合わせたんです」(小俣)

その説明通りリヴァーヴのかかったギターをはじめ、バンドが鳴らす音にはUKの香りが濃いめに漂い、野外の大型ステージが似合いそうなスケール感も備えている。そして、そこに埋もれない赤塚の歌声とメロディーは、よく引き合いに出される奥田民生のようにのびのびと明瞭に言葉と情景を伝えてくる。

 

 

「僕は後からバンドに加入したんですけど、もともとブリティッシュなサウンドという方向性は定まっていて。でも赤塚の歌い回しには日本語ロックのエッセンスがあるし、不思議な感じでした。ブリティッシュ・テイストだけど、ブイヨンじゃなくて和風のダシが効いていると言うか(笑)」(小俣)

曲作りも赤塚が中心だが、各メンバーがアイデアを持ち寄り、アレンジにも深く携わるREVSONICS。バンドが目指す方向が明確であるが故に、ライトな音楽ファンから耳の越えたリスナーまで幅広く届く、シンプルかつ味わい深い音が生まれてくるようだ。

「赤塚が曲ごとに〈今回は○○みたいな感じ〉ってイメージをはっきり伝えてきますね。 そういうヴィジョンがあって、それぞれのパートが感じたものをスタジオで出し合い、ほかのメンバーも応えながら作り上げる感じです」(紫牟田)

 

 

「楽曲は100%メロディーから作ります。歌詞はフックのある日本語をいろいろ探して、それを英語のようにうまくメロディーに乗せられないか試行錯誤して。曲作りに煮詰まると、映画を観たり、市ヶ谷の釣り堀に行ってみたりしますね。先行シングルの“Imagination”とかはけっこう苦しんで作りました」(赤塚)

「この曲、最初は4つ打ちじゃなかったんですよ。普通の8ビートのロックな感じで。でも吉川が16ビートで叩き出して、そっちの方向に行くことになって。けっこうドラムスから曲の方向性が変わることが多んです。リズムからアレンジを組み立てるから」(紫牟田)

 

10月8日に到着するREVSONISとしての初アルバム『REVSONICS』には、学生時代に初めて作ったオリジナル曲だという“Feedback Noise”から、昔の曲のコード進行を使いつつアレンジを練り直して今年完成した“喝采”まで、ライヴでもお馴染みのナンバーばかりを11曲収録。赤塚が「偶然できた僕たちの定番曲」と語る“Healthygirl”や、ストロークスがイメージにあったという“Freedom Song”、赤塚と紫牟田の共作曲“bicycle”など、バンドの歩みを踏まえつつ統一感のある並びとなっている。

 

 

「このアルバムには、ライヴで演奏している曲のなかで自分たちも好きだし、オーディエンスにも人気のあるものを選んで入れました。現場の音を詰め込んだと言うか」(紫牟田)

「現時点でのベスト・アルバムみたいたな内容です。“Voices”も昔からある曲で、自分の大好きなアーティスト――奥田民生さんやリアム・ギャラガージョン・レノンなんかに向けたナンバー。〈憧れのあのロックミュージック〉ってフレーズが出てきますけど、僕はオリジナリティーをそんなに求めてなくて、〈カッコよければいいじゃん〉って思っているから、歌詞にもそれを反映させてます」(赤塚)

先達への憧れを包み隠さず昇華し、〈いま〉の自分たちができる最大限の表現を込めたという『REVSONICS』は、今後さらに飛躍するだろう彼らの現状報告と言えそうだ。

 

 

「いまの自分たちをそのまま凝縮したような内容なので、ぜひ聴いて欲しいです」(小俣)

「自身のある曲ばかりなので、このアルバムを聴いてライヴに来てほしいです」(紫牟田)

「このアルバムは通して聴いて欲しいと思います。ライヴ感のある音で録れてるので、そこも楽しんでもらえれば」(赤塚)

【独占公開】REVSONICS 『REVSONICS』全曲試聴動画

 

〈REVSONICS 『REVSONICS』収録曲〉
1. Healthygirl
2. Freedom Song
3. bicycle
4. 喝采
5. Miracle
6. Voices
7. The Congratulations
8. Feedback Noise
9. Minority
10. Imagination (album mix)
11. 深呼吸

 

〈REVSONICS 『REVSONICS』リリース・ツアー〉
日時/会場:
10月18日(土) 千葉LOOK
10月23日(木) 埼玉・熊谷HEAVEN'S ROCK
11月7日(金) 東京・下北沢CLUB251
11月17日(月) 兵庫・神戸 太陽と虎
11月18日(火) 大阪・心斎橋Pangea
11月26日(水)東京・渋谷TSUTAYA O-Crest
12月19日(金) 東京・吉祥寺Planet K

関連アーティスト