90年代から活動するシーヴェリー・コーポレーションの片割れで、近年はソロ作の続いているエリック・ヒルトンが、ユニットでも組んできたナタリア・クラヴィエールの歌をメインに据えた新作。ラウンジーなボッサ“Amor Astral”やダビーなレゲエの“Luna”など多彩な意匠が鮮やかに披露され、アシッド・ジャズ~トリップホップ時代の気品も薫る洒落た聴き心地が素晴らしい。