4作目は88risingからではなく自身のレーベルからの発表となったものの、ダウナーな美メロ、くぐもった質感、寂しさや静けさといった形容が当てはまる彼らしい音像は変わらない。4バッツやギヴィオンをフィーチャーしたアンビエントR&B群もあるが、たった1分や2分で終幕するためもっと聴いていたくなる。ただ、この美しい断片が現れてはすぐ消える21曲46分というアルバムの構成も、儚い聴き味を増幅しているのだろう。キラー曲があるというよりも全体のソングライトが底上げされた印象で、アルバムごとに洗練されていく様が素晴らしい。今後はコラボなどで別の世界観を聴いてみたい気も。