NYのインディー・フォーク・シーンで活動してきたシンガー・ソングライターの3作目。ナッシュヴィル風味なカントリーやロック調も良いが、若手弦楽四重奏団のアタッカ・クァルテットがバックを務めた麗しい表題曲や、朝もやのような幽玄さのなかでアリソン・ラッセルと歌う“Mourning Dove Waltz”など、モダンで美しいアメリカーナ・サウンドが光る逸品。