ロバート・グラスパーやテイラー・マクファーリンらの新世代ジャズが盛り上がる昨今、これもその文脈で語れる素晴らしい作品でしょう。ヒップホップ・バンドのワイルド・バンチで知られたピアニストの初作。ツェッペリンやプリンス、フェラ・クティなどカヴァーのチョイスも抜群で、アンプ・フィドラーやヴィクター・デュプレーらシンガーの人選も流石。スピリチュアルな雰囲気のオリジナル曲も素晴らしいです。